2012年09月08日

軒天の色塗り

朝から塗装屋さんが入ってくれました。
今日は軒天の色塗り。

まずは軒天を打った釘の頭を平らにパテで埋めていきます。
軒天の色塗り

色を付けたときに釘の頭が目立たないようにしっかりと。

この後は薄いグレーで仕上ました。
軒天の色はいつも悩みます。
外壁に合わせるべきか、屋根に合わせるべきか。
それともまったく違ったお施主さんの趣味にするか。

今回は外壁の色をベースにおいて
同じ系統色を持ってきました。
それが薄いグレー。

色って、大きな面積になると
明るく見えます。
見本は小さいので
塗った後「イメージと違う」って感じることがよくあります。
場合によってお施主さんが選んだ色より1トーン濃い色で頼んだりして
より、イメージに近い色に“見えるよう”に配慮しています。

僕は今日は中で「中取り」。
窓枠を無垢板で作るため、長い板から
無駄がないように考えながら切っていきます。
軒天の色塗り

切った後はその場所がわかるように木口に書いておきます。
なるべく材料のムダをなくすのも大工の大事な仕事。


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Posted by 紬の棟梁 at 21:48│Comments(0)紬の家“感”
 
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