2012年04月21日

空気の通り道

家にとって空気の流れを作ってあげることは
人間が呼吸するのと同じくらい重要と考えてます。

部屋の中を流れる風はもちろん、
直接見えないような、
『外壁と断熱層の間を流れる空気』
『屋根と断熱の間を通る空気』も見逃しません。
まずは外壁面↓

空気の通り道
外壁を張る前に「胴縁」と呼ぶ、厚み18ミリの桟を打ちます。
この18ミリが空気の通り道になります。
さらにその「胴縁」にもスリットが入っていて
空気がスムーズに流れるような工夫をしています。

次は屋根面↓

空気の通り道
パッと見は判りづらいのですが
ダンボールが“コの字”型になっていて
ダンボールの上面に同じく空気の通り道が確保されています。

空気を上手に流すことによって
家の中の湿気を逃がすことができます。
乾燥してくれれば家の傷みはしづらいのです



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Posted by 紬の棟梁 at 23:21│Comments(0)紬の家“眺”
 
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