2019年12月16日
理想の展開
ご紹介いただいたお客さんで
祖父母から受け継いだ築45年のお宅をなるべく残して
新しい生活に合わせたリノベーションがしたいということで
お話しさせてもらったのが2ヶ月ほど前
まずはその建物の状態が使えるかどうかの判断として
インスペクション(住宅診断)をさせてもらって
状態を確かめることに


天井裏、床下共に傷んでいる様子はないので
胸を張って「リノベーションして残していきましょう」という判断
それからすぐに間取りの提案をすると
一発で喜んでくれ
細部のまとめと見積もりの作成
急いでいるのには理由がありました
お客さんの奥様のお腹には新しい命
12月中旬が予定日なので
それまでにある程度決めてしまって
年明けから工事スタート
ゴールデンウィーク頃に竣工すれば
里帰りから帰ってくるタイミングといい感じになる
新しい家で新しい家族を迎えられるタイミング
当初の予算額よりオーバーしてしまいましたが
これまた一発でなんとかなりました
けんちく工房紬では大きな工事には家にも名前をつけて
工事を始めるようにしています
今回の工事は『紬のリノベ“贈”』
祖父母からの贈り物である建物を
子供という点からの贈り物を授かったタイミングの工事
そんな意味を込めて付けさせてもらいました
年明けからスタートできるように
既にお客さんは片付けを進めてくれていて
日曜日に伺った時にはほぼ終わっていました
予定日よりちょっと早くお子さんも誕生したと
嬉しい報告もいただき
ご契約もさせてもらいました
とても楽しみであり
今後もこのような中古物件をうまく活かした家づくりがしていきたいなぁと思うこの頃