断熱施工

紬の棟梁

2012年08月27日 22:00

今日は断熱の施工が入ってくれました。
吹付け断熱です。

液体を壁や屋根下に吹きかけ、その液体がふくれあがる。
そのふくれあがる時にたくさんの細かい気泡ができます。
その気泡こそが断熱の効果が出る気泡。

といっても、別に変わった気体が入っているわけではありません。
普通の空気。

細かい気泡のほうが断熱性能を引き上げているんです。

施工後はこんな感じ↓


隙間なく施工できるのがメリット。

屋根下も↓


同じように隙間なくキッチリ、ミッチリと詰まってます。

この断熱だけでは実は効果は半分。
この断熱と外部との間に「空気層」がないといけません。
屋根下には


ちょっとわかりづらいんですが
特殊なダンボールを使って屋根の下に空気の通り道を作ってあります。

壁にもやり方は違いますが空気層はしっかりあります。

空気が流れないと『結露』を起こしたりして
断熱が逆効果になってしまうことがあります。

新しいものを使う時には
「どのように使えば効果がより出るか」を意識しながら
また、いろんな人と話をしながら
取り入れています。

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