階段掛け(半分)

紬の棟梁

2012年05月13日 21:48

昨晩は異業種交流会に参加したためアップができませんでした。
土曜日の作業風景です。

上半分、階段がつきました。
これがないと、2階の廊下の床が中途半端だったり
1階の天井ができなかったり
いろいろカラミがあるわけで。

今回は階段の作り方。

まずは「側板」という、階段の両側につける部材を加工↓


真ん中部分の加工はプレカット。
一番下と上の部分は現場にあわせて刻みます。
一通りの収まりを知っていないといくらプレカットといっても
上手く収めることができません。

刻んだ後は何度か取ったりつけたりを繰り返し
きれいな納まりを考えます。↓


後はスリットの部分に「段板」を差し込みます。
(画像忘れました)
次に「蹴込み板」で段板どおしを繋ぎます。↓


ここまでくればほぼ見た目は「階段」

しかし、長い年月上り下りを繰り返す階段。
耐久性を上げるために
裏に細工をします。↓


裏に「コンパネ」を裏打ちします。
そうすると段板がたわむのを防げます。

ちょっとした工夫で安心できるんです。


始めに書いた「異業種交流会:縁会」。
富士宮で顔晴る、30~40代の経営者が主体で
不定期に行っています。

同業者のつながりはけっこうあるんですが
異業種となるとなかなか普段の生活では知り合うきっかけがないので
お互い知り合いに声をかけて集まるようにしています。

「縁会」と名づけた手前、発起人になっています。
興味のある方、連絡いただければ
次回からお誘いします。

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