恩師が亡くなり、想う事

紬の棟梁

2020年03月03日 08:32

専門学校時代、大工を教わっていた先生が亡くなられたと連絡が入りました


大工の基礎となる差し金の使い方「規矩術(きく)」の第一人者

差し金一本で屋根の斜めになった寸法を起こしていけます

学校にいる頃は、「とのジイ」とみんな呼んでました



5年ほど前には「現代の名工」にも選ばれるような

宮大工としてとても腕のある方でした


学校出る時も、就職先を紹介してもらい

良い親方に巡り会えたのも外岡先生のおかげ


そんな親方からも連絡をもらったので

久々に親方宅へ訪問

2年ほど前から入院していたことも教えてもらいました



ご冥福をお祈りすると共に

2点ほど思った事


もっといろいろ話がしたかった思いが残るので

他のお世話になった先輩方とはこの先

一人でも多く、一回でも多くお会いして

いろんな話を聞いていこう


教わってきた大工の事

次世代にも残すような取り組みができないかな

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