天災

紬の棟梁

2012年05月08日 07:50

先日起きた「竜巻」
家が基礎ごとひっくり返されてしまっている映像には
正直驚きました。
「そんなことは起こりえない」と思っていたから。

昨年・10数年前の大震災もそう。

自然に対する人間の小ささを感じさせられます。

それでも僕ら『家造りに関わる人間』としては
その家に住んでいる家族を守るべくものを常に考えていかなくてはならないし
また実行していく義務があると思います。

地震には「軽い屋根が有効」ですが
あまり軽いと今回みたいな台風・竜巻には
ある程度重さで耐えることも必要。
今回、屋根だけ飛ばされている家はきっと軽い屋根だったかと思います。

この矛盾を自分なりにどちらを優先するかといった課題もあります。

もう少しじっくり今回の天災を教訓に
けんちく工房 紬の家造りに役立てていきたと考えさせられました。

今回の竜巻でなくなった中学生、ご冥福をお祈りいたします。

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