耐震も大事ですが 〜その2〜
万が一の地震に備えるのが
今回紹介した「耐震補強工事」
地震で命を守る大事な工事です
昭和56年以前の建物ということになっていますが
実はプロの目から見ると
平成12年前の建物も現在の耐震基準から見ると
やや劣っているんです
スジカイや柱に取り付ける金物が
少なかったり、無かったり
スジカイのバランスも今ほど気にしていなかったと思います
補助金は出ませんが
地震が気になる方は
一度お問い合わせ頂ければ診断いたします
また、それ以上に勧めたいのは
「断熱強化工事」
日本人は「寒さは我慢」の考えが強いですね
それも良いのですが
ヒートショックによって亡くなる方が
交通事故の死亡数より多かったり
肺炎の一因も
冬の夜間に冷たい空気を口から取り入れていることによって
引き起こされているという考えもあります
断熱は毎年くる冬の時期
ずっと隣り合わせの問題なんです
私のお客さんにも高齢な方いますが
「自分たちは後10年位この家にいるだけだからそんなにお金かけてもね」
と言われる方がいますが
その10数年を寒さと共に過ごすのか
それともその10数年を温かく、快適に過ごすのかで
老後の質が変わってくるんじゃないのかな
って、お伝えします
人それぞれ考えはあるので
強要は全くしませんが
「断熱って耐震よりも大事」かもしれません
断熱に対する補助金も
昨年はあったので今年もあるかと思います
補助金をうまく活用して
断熱+耐震工事もご相談ください
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